リウマチの治療は、通院して処方されたお薬を飲んで、痛みに耐えて、また通院して…と辛いイメージをお持ちではないでしょうか。
痛みはつらいですが、うまくリウマチとつき合いながら生き生きとした人生を歩むこともできます。患者さんのインタビューにもありますが、みなさん工夫しながらリウマチの治療に取り組んでいます。
インタビューのみなさんに共通していたのは、検査値やおくすりを調べて確認したり、先生に質問したりしていました。これから付き合っていく相手を知っておくことは、治療への取り組みの一歩と言えるかもしれません。
ちょっとした変化でもメモをとっておくと、診察前ふりかえって、診察時には短時間で効率的に先生へ伝えやすくなります。「今日は調子が悪い」「診察前になると痛みを感じる」など、普段から少しずつでも記録しておくと、診察の時間を有意義に過ごすサポートとなります。
服薬の記録をしっかりとって、残しておくことも重要です。必ず飲む(注射する)のも大切ですが「○○な理由で飲みたくなかった」のように、その時どんな気分や気持ちだったか、も記録し、先生に伝えることで無理のない治療を続けることができます。
普段の症状、おくすりの飲み忘れ有無などを伝え、不安に思っていることや治療方針を先生としっかりコミュニケーションとることが、インタビューからわかりました。よいコミュニケーションは、気持ちの上でもリウマチ治療を続けていく手助けになってくれるはずなので、積極的に先生や医療者と話してみましょう。
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